道草手帖

好きなものや日々の出来事をのんびりと綴っていきたいと思います

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110418

風  
         石川逸子

遠くのできごとに
人はやさしい
(おれはそのことを知っている
吹いていった風)

近くのできごとに
人はだまりこむ
(おれはそのことを知っている
吹いていった風)

遠くのできごとに
人はうつくしく怒る
(おれはそのわけを知っている
吹いていった風)

近くのできごとに
人は新聞紙と同じ声をあげる
(おれはそのわけを知っている
吹いていった風)

近くのできごとに
私たちは自分の声をあげた
(おれはその声をきいた
吹いていった風)

近くのできごとに
人はおそろしく
私たちは小さな舟のようにふるえた
(吹いていった風)

遠くのできごとに
立ち向かうのは遠くの人で
近くのできごとに
立ち向かうのは近くの私たち

(あたりまえの歌を
風がきいていった
あたりまえの苦しさを
風がきいていった)


この詩に出逢ったとき、
衝撃を受けました。

自分が体験していないことに、
人はいかに鈍感であるかということ、
自分がいつもいかに
うわべだけであったのかということ。

そして、想像するということが
いかに大切であるかということを
今あらためて痛感しています。
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category: 言葉

thread: 今日の言葉 - janre: 日記

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コメント

こんばんは。
この詩を読むと、今回の震災を思い浮かべてしまいますね。
避難圏内で家を追われた人たち、
津波で家や大切な人を奪われた人たち、
今でも避難所生活を続けている人たち。
実際にどれだけ辛いのか私には想像することしかできないです。

今回で分かったことは、ニュースを見ていても、本当に伝えて欲しい事はほんの少ししか報道されていないということ。
今まで色んなニュースを見てきたけど、
みんな悔しい思いをしてきたんだろうなと思いました。

nocoさんのように思いやりのある方がいてくれるというだけで、
心強くなれます。
きっと被災地の中の色々な状況で辛い人々も、
温かい心に救われるのだと思います。

URL | hapimama #IAmA4RkY
2011/04/19 20:11 | edit

hapimamaさんへ

hapimamaさん、こんばんは。

とてもお心のこもったコメントをいただき、
ありがとうございます。

そうですよね。
私もこの詩を読んで、しみじみ今回の震災のことを考えてしまいました。

今でも毎日テレビや新聞で震災についての報道がされていて、
人は様々なことを言います。
時々「誰のためにそれを言っているの?」と思うこともあります。
それは、そこに住む人たちの生活や人生についてが語られず、
隅に追いやられている感じがするからです。

原発の問題でも、「危険だ、危険だ」と言ってみたり、
誰かを批判したり、「避難すればいい」と言ってしまいますが、
そんな風にこの問題を簡単に片付けられませんよね。
すべての人たちが簡単にどこかへ行けるものでもないですし。
先日テレビで飯館村の酪農家の人が悲痛な面持ちで、
「私たちはここを離れることはできない…」と語っていたのが、
今も心に残っています。

hapimamaさんのおっしゃるように、
悔しい思いをしてきている人たちがたくさんいるのでしょうね。
未だ私には何ができるか…自問自答しています。
思いやり…自分のことだけでいっぱいいっぱいのこんな私にもあるのでしょうか?
あぁ…hapimamaさん、ありがとうございます。

URL | noco #-
2011/04/20 20:38 | edit

nocoさんこんばんは。
震災のこと。
一ヶ月が経って、見えてきたこと。まだ見えてないこと。
さまざま。。

でも、あれだけ広範囲に渡る天災。
みんな初めての出来事で、スムーズにできなくて当たり前だと思うのです。
あれでも阪神の時よりは数段によくなってると思います。
ただ、震災、津波、火災、原発と、、次々と起こり、しかもまだ揺れ続けているなんて。。酷い。むごいですね。

私には何もできませんが、思うことは大事だと思います。
ダライラマさんが辛い人の痛みをなくすことはできないが、その人の心に寄り添ってあげることが大切なのだとおっしゃってました。
心を汲むこと。

原発反対!って叫びたいけど、色々文句はあるけど、
今必死で頑張ってる現地の人のことを思うと
私たちに何もいう資格なんてないのだ。と思えてくる。
政治も色々あるだろうけど、
いまこそ協力して再生していかなアカン時なのに。
机上で文句ばかり言ってる政党は信じられなくなる。

ごめんなさい。
少し、言い過ぎました。

今日の一曲♪めがね♪大貫妙子

URL | mo #NkZVZrtM
2011/04/21 02:05 | edit

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

 |  #
2011/04/21 08:25 | edit

moさんへ

こんばんは、moさん。

言いすぎだなんて、とんでもない。
自分の気持ちを代弁してくださっているようなコメントで、
ほんとうにとても嬉しかったです。
ありがとうございます。

心を汲む…そうですよね。

今はこれしかできない、いいえ、今はこれが必要なことなのでしょうね。
関係ないかもしれませんが…、
これまで病気や障害を抱えた人と接してきたなかで、感じたこと。
私には彼らの本当の気持ちはわからないということ。
でも「わからない」ということを知ることはとても大切なことと気づきました。
本当はわからないのに「わかったつもり」で接することは、
相手の痛みを無視して、かえって傷つけてしまうことがあるからです。
それほど、非情で残酷なことはないと思います。
今回の震災についても同じことが言えるような気がしてなりません。

被災地で懸命に生きている人たちのことを何より第一に考えなければと思います。
私も放射能はこわくて原発は反対と言いたいけれど、moさんのおっしゃるように、
今はそういったことを声高に言ったり、誰かを非難するだけではダメだと思うのです。
これから先のこと、「じゃあ、どうするの?」ということを考えてゆかねばならない
時期だと思うのです。
そうでなければ、私たちは先へ進めないのですから。
みんなが手をとりあって、未来を築いてゆけますように!!

私も書きながら、だいぶ力が入ってしまいました(笑)
まとまりのない文章で、わかりずらいでしょう。
ごめんなさい。

「めがね」、好きな曲です。
あぁ…いい歌詞です。
やわらかな気持ちになりますね。

URL | noco #-
2011/04/22 01:38 | edit

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