道草手帖

好きなものや日々の出来事をのんびりと綴っていきたいと思います

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「つむじ風食堂の夜」  



「宇宙がどうであっても、
やっぱりわたしはちっぽけなここがいいいんです。
他でもないここです。
ここはちゃんとここにありますもの。
消滅なんかしやしません。
わたしはいつだってここにいるし、
それでもって遠いところの知らない町や人々のことを
考えるのがまた愉しいんです」


お気に入りの小説が映画化されると、
頭の中のイメージが崩れるのが怖くて、
なかなか観られないことがあります。

「つむじ風食堂」もそうでした。
原作が好きで、観たいけれど、
ずっと観るのをためらっていた映画で、
先日ようやく観ることができました。

原作者の吉田篤弘さんの小説には、
すべてに共通して、
使いこんで飴色に輝く木の机のような、
懐かしくてあたたかい味わいや、
おだやかで、でもどこか悲しげな雰囲気、
そしてどこか異国の香りもするような…、
そんな空気が流れているように思います。

月舟アパートメントに越してきた
「雨降り先生」を中心として、
古本屋の店主「デニーロの親方」、
イルクーツクに行きたい果物屋の主人、
不思議な帽子屋の桜田さん、
舞台女優の奈々津さん。
「つむじ風食堂」に集まる人たちの
小さな日常が描かれたお話。

映画は全体的にみて、
原作に忠実に作られていると思いました。
快い風が流れているような感じがします。
でも、細部はちょっと惜しい気がしました。
とくに、
月舟アパートメントの「雨降り先生」の
お部屋をもう少し作りこんで欲しかったです。
なんて、偉そうですが…。

原作も合わせて読むことをお勧めいたします。

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