道草手帖

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栗田有起 『お縫い子テルミー』  

お縫い子テルミー (集英社文庫)お縫い子テルミー (集英社文庫)
(2006/06)
栗田 有起

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居心地のよい人の家は、温かい湯
のようだといつも感じる。
どんなに全身がこわばっていても、
一歩入れば自然と力が抜けてゆく。



居心地のよい人には、不思議と
人の心をやわらかくする力がある
ように感じます。

私にもそんな人がいます。

自分の心が落ち着かなくてわさわさ
になっても、その人と一緒にいると、
心が楽になっていくのです。


家を持たず、依頼主の家を転々とし
服を縫い続ける、流しの縫い子の
テルミー。

彼女は生まれ故郷の島を出て上京
するのですが、その姿が自分を探す
ための旅と思えてしかたありません。

自分の住まいを持たないのも、
きっとまだ自分というものが定まって
いないからなのかなぁ…と。

彼女にとって、居心地のよい人の家
とは自分が自分らしく生きるために、
自分を見つけるために必要な場所で
あったのだろうと思います。

『お縫い子テルミー』を読んで、
自分探しをしているテルミーの姿が、
なぜか私自身と重なりました。
私も時々、自分探しの旅をしていると
思うことがあります。
自分が何者かわからず…不安になる
こともありますが、居心地のよい人・
場所があるおかげで、この先、自分と
いうものが見えてくるような気がします。

今はまだバラバラな自分だけれど、
いつの日かきっと…。

久々に、心に沁みる言葉とたくさん
出逢いました。素敵な本との出逢い
って本当にいいものですよね。





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category: 読む

thread: のんびり本 - janre: 本・雑誌

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コメント

こんにちは。
お邪魔いたします。

栗田有起さんのこの本私も以前読みました。
栗田さんの本で最初に読んだのは『オテル モル』
でした。
「誘眠顔」の主人公というのも、本の表紙にも魅か
れて手に取りました。

映画やTVの映像とは異なる静かな感動が本から
はもらえますね。

URL | ちいさいこ #-
2009/09/05 18:16 | edit

ちいさいこさんへ

ちいさいこさん、 こんにちは。


私は、栗田有起さんの本をはじめて読みました。
物語に流れている空気というか雰囲気がかなり
いいと思いました。
『オテル モル』も面白そうですね。
他の本も手に取ってみたくなりました。

本当に、本からは映画やTVとは違う、じわじわと
心にしみてくるような感動が得られますよね。
それをもらいたくて本を紐解くのかもしれない…
とちいさいこさんのコメントを拝読して思いました。

URL | noco #-
2009/09/06 11:14 | edit

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