道草手帖

好きなものや日々の出来事をのんびりと綴っていきたいと思います

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リチャード・ブローティガン 『西瓜糖の日々』  

110117derSchnee

小屋は小さいが、わたしの生活と同じように、
気持ちの良いものだ。
ここの物がたいていそうであるように、
この小屋も松と西瓜糖でできている。

わたしたちは西瓜糖で心をこめて生活を築いてきた。
そして、松の木と石の立ち並ぶいくつもの道を辿って、
わたしたちの夢の果てまでも旅をしてきた。

わたしは寝台をひとつ、椅子を一脚、テーブル一台、
それにいろいろな物を納っておく大きな箱を持っている。
夜になると西瓜鱒油で燃えるランタンもある。


雪。雪。雪。。。

ここ数日雪を眺めていたら、
リチャード・ブローティガンの
『西瓜糖の日々』という小説が
頭から離れなくなりました。

以前から何度か読んではいるものの、
一度も最後までたどりつけないでいた
作品です。

どうしても読みたくて…
今までの訳と違うものに挑戦。
はじめて終わりまで読むことができました。

西瓜から作られた西瓜糖。
その西瓜糖でできたアイデス〔iDEATH〕
という場所に住む人たちのお話。

物語の筋書きはそう難しくないけれど、
頭の中に?がたくさん湧いてきます。
静かで平穏で甘くやさしい西瓜糖の世界。
けれど、そこはどこか大切な何かが…
失われた世界でもあるように思えます。

けがれたもののない世界。
悲しみや憎しみなど負の感情の隠された世界。

そういった世界で生きることとは…
幸福とは…

やはり頭の中は?だらけのままですが、
雪の世界とも似ているような気がするのです。


西瓜糖の日々 (河出文庫)西瓜糖の日々 (河出文庫)
(2003/07)
リチャード ブローティガン

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コメント

西瓜糖という言葉に惹かれてしまいますね。。
先日、長野まゆみさんの本かな
自分の気になった言葉を集めた本をパラパラみていました。。
長野さんの小説の中に出てきそうな言葉が多かったけど、
集めてみるのも楽しいかも、、と思いました。

赤毛のアンの中にあったリネンは今じゃみんな知ってますね。
モスリン、イチゴ水、ミートパイ、
中学生の私はドキドキ妄想していたのでした。

Suzanne Vega ♪Tom's Diner

URL | mo #YuFssvok
2011/01/17 02:22 | edit

moさんへ

moさん、こんばんは。

西瓜糖は惹かれますよね。
とてもよい香りで、様々な色(西瓜の色も様々あり)のものがあるらしいです。
そう書いてあると、一体西瓜糖でできた世界って…と興味津々です。

自分の気になる言葉を集めるというのは、いい考えですね。楽しそう♪
あぁ…長野まゆみさんならきっと素敵な言葉が集められているのでしょうね♪

私も中学生くらいの時はアンの世界に浸っていました。
輝く湖水、歓喜の白路、妖精の泉…。
伯母に紫の石がついたブローチを譲ってもらったとき、
「マリラの紫水晶のブローチみたい」とひとりはしゃいでいたり♪

Suzanne Vegaは以前聴いていました。
久しく耳にしていませんでしたが、やっぱりいいですね♪
いつもありがとうございます。

URL | noco #-
2011/01/18 01:20 | edit

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